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みずほにはじまり、UFJ、さらに三井住友と、大手都市銀行の反社会的勢力への融資問題が各種メディアで取り上げられていますが、司法書士業界においても他人事ではありません。
　
我々司法書士業界においても、ゲートキーパー法により反社会的勢力へのお金の流れを防止するため、各種登記受託場面において、本人確認義務が課せられています。
　
近況では弁護士が依頼側である犯罪者をかくまった教唆犯として叩かれ、ニュースとなりましたが
日頃から何となくこれくらいでいいかなぁとしている業務習慣が、実は開けてみると、世の中のスタンダードと大きくズレており、ずれていることに気づいていない法律の専門家って意外と多いかもしれませんね。
　
やはり、専門家という狭い、マニアックな世界だけが生活のすべてとなると、どうしても見た目も考えも時代錯誤に陥りやすく、違和感のあるオーラを出している専門家を目にしたことのある方って多いでしょうね。

専門家の仕事、司法書士の仕事にはそのような性質があるからこそ、意識的にプライベートを充実させ、スポーツを通して健全な肉体と精神を維持し、芸術、文化に触れ、いろいろな広い世界を知るライフスタイルをキープすることが非常に重要ですね。
贅沢をするということではありませんよ。専門家・司法書士として、知識・経験ともに自己研鑽を図ることは当然ですが、専門家・司法書士である以前に、１人の人間として、バランスの良い価値観、ものの見方が備わっていなければ、何をやっても良いものは創り出せないですね。
　
とある私の心の師匠の１人もおっしゃられています。

『 人格なき資格（専門家）は人を不幸にする 』

常にご相談者様の目線に立ち、感受性を鍛えている実務家でありたいと思いますね。
　
離婚ご相談をいただく場合のポイントは３点なんです。
愛
お金
生活

愛し合って一緒になったけれど、お金にゆとりがなかなかない。その状況が長く続くと、あった愛情も信頼関係も少しずつ下火になり、悪いところばかりが目につくようになる。でも相手を信じたい。何度もそれをしてきたけれど、今回は堪忍袋の緒が切れそう・・・でも子供や老後の生活のこともあるし・・・

皆さま当然大人ですから、離婚を考えたり、将来の経済的プランを案ずることは当然です。
また、天秤にかける考え方はむしろ自然で、人間だからこその良い性質だと思います。
　
ですから、考えるだけ考え、準備するだけ準備することは決して悪いことではありません。

ただし、気を付けていただきたいのは、やはり、好いた同士からはじまったわけですから、こちらの一方的な主張や権利行使だけしたところで、相手は納得するはずはありませんね。
また、そのような強硬な別れ方をすれば「角」がたち、お子様へ与える影響も最悪ですね。

なぜなら、お子様の体にはお父さんとお母様の血が半分ずつ入っているわけですから、お母さんといて｢お母さん大好き」と寄り添ってくれる半面、そのお母さんがお父さんの悪口（またはいわずともそのようなオーラを出していれば）を言えば、お母さんに合わせつつ、お子様は自分を半分否定されている状態ですから、バランスを欠きやすい環境であることは言うまでもありません。
　
権利を確保し離婚手続きをすすめることは大切なことにかわりはありませんが、それ以上にまず大切なのは、どのような方向ですすめていくのかというスタンス作り。
スタンスを間違えてスタートを切ると、もう後戻りはできません。悪い方悪い方に深めにはまって行きつづけます。
相手の心を扱いながら、進めて行くわけですから、藪から棒にこちらの提案を一方的に出していっても、深めにはまり、角が立ち、二度と円満離婚の雰囲気には戻れなくなります。

まず何をどのように相手方にアプローチしていくのか。
最初のアプローチを間違えると、すべてが失敗に確定してしまいます。
　
大事にせずに円満な協議離婚を実現していくためには、実は緻密なプランニングと技術が必要なんです。
　
大事にしたくない、最適な離婚をお考えなら
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